Tuesday, September 29, 2009

Pizzicato Five


音楽の世界で秘密的なクラブがあって、このクラブは世界で何よりもクールだ。物理的ではなく、形而上のクラブだ。名前が要らないほどクールで、一名のメンバーでももう存在していないほどクールだ。でも、このクラブより大事なのは、クラブの一名のメンバーだ。そのメンバーはピチカート・ファイヴというバンドだ。
野宮真貴と小西康陽で代表され、ピチカート・ファイヴは90年代「渋谷系」のバンドとして現れた。実際に、80年代に始まったけど、90年代野宮が加わってからピチカート・ファイヴはこの姿になった。まるでデイヴィッドボウイとトィーギーはコミックの超人を作ったように、野宮真貴は宇宙より大きい存在で歌ったりする。魅力的でちゃんと計算した自信を持っている。小西康陽は裏に隠れている天才のように歌を作曲して、ギターやベースやキーボードを弾く。小西は象徴的なヤギひげとネクタイがあって、なぜこのバンドだけはあの秘密的なクラブに入っているのか、僕にもよく分からない。
歌詞はよく簡単な言葉を使うにかかわらず、時々社会的な問題や哲学的な問題に言及する。歌っていることが分かりやすいけど、本当に歌っていることが分かるために、もっと考えるのは必要だ。大抵欧米の60、70年代のポップの影響がはっきり聞こえて、バンドの格好がその影響を確認する。無邪気に嬉しいホーンが出たら、僕は1968年のヴァラエティー・ショーで演奏するバンドを思い出す。時々ダンスの歌もあって、たまにボサノヴァの歌もあって、最高のバンドの「義務エクスペラメンタール」の歌もある。どんな歌でも、ピチカート・ファイヴは聞き手を自分の世界に引き入れる。そんなことをするため、いつも人の波長に合わせるのは必要だと思う。僕だけはこんな印象を受けたかどうか分からないけど、僕がどんな態度があっても、ピチカート・ファイヴは僕の波長に合わせる。
一日中ピチカート・ファイヴの格好について話せるけど、その格好は音楽から聞き手の心を全然逸らさない。野宮真貴は毎日タイムトラベルして、現在から行ったり来たりして、色々な時代と場所からの洋服を着る。彼女の髪型はトム・ヨークの髪型より変わる。どんな洋服でも、どんな髪型でも、野宮真貴はいつも心を籠めて作った格好をしている。逆に、小西康陽はあまり変わらない。大抵ボールカットの髪型があって、簡単な眼鏡をしていて、グレイなスーツを着る。そんな簡単な格好はいつも野宮真貴の目覚ましい格好とコントラストがあって、テーマのようだ。時々この二人は同じテーマにした。それもいいけど、彼らのコントラストの方が彼らの音楽に合っていたと僕は思う。
このバンドは有名にならないで成功した。日本のアンダーグラウンドで流行って、ミュージックビデオをたくさん作れたり、カリフォルニアのラジオ番組で演奏したり、世界でツアーが出来たり、アメリカのドラマで歌が使われたり、17年間活動したりした。何と言ってもそれは成功だ。でも、なんとなくあまり有名にならなかったような気がする。カラオケで僕はピチカート・ファイヴの曲を選んだら、日本人の友達が全然知らなくて、まるでレストランで昼ご飯の代わりにデザートを食べたように、彼らはちょっとびっくりした反応がある。色々な友達とカラオケを歌ったことがあるけど、毎回同じ反応がある。現在あまり知られていないけど、もしかしてヴェルヴェット・アンダーグラウンドのように大衆文化での節度の成功のおかげで、20、30年後批評家にほめられるようになるかもしれない。その日が来るまで、何よりもクールの秘密的なクラブの一名のメンバーとして存在して残る。60年代のタイムカプセルから出たばかりのように、ピチカート・ファイヴは懐かしい感じがある。時間が過ぎて彼らの90年代も速く歴史になっているので、聞き手の僕らはいるかぎりその懐かしい感じが増えていくしかない。

ピチカート・ファイヴのビデオ

Saturday, September 19, 2009

My Bloody Valentine - Loveless


Lovelessは寂しさについているノイズだ。My Bloody Valentineはその寂しさを発見した人間達だ。その寂しさはノイズを好きな型に入れて、このアルバムになる。現代の寂しさは声があるとしたら、Lovelessはその声だ。
この勇ましいアルバムは特別な離れ切られた要素がある。Lovelessを聴いたら、その要素は僕を世界の一番クールな人に変えるような気がする。僕は90年代の大学生になって、友達以上好きな友達にこのアルバムをプレゼントする。ある金曜日の夜に新宿の込んでいる道で散歩して周りの雰囲気を体験しながら、ヘッドフォーンでこのアルバムを聴いている外国人になる。発売の20年後、あるレコードの店でこのアルバムを流している店員になる。最後に、このアルバムを聴きながら、自分の部屋で音楽について書いている大学生になるようになった。
多分色々があるけど、僕が聞いてから分かるかぎり、2つのことのおかげで、このアルバムは離れ切られた感じがする。最初のは重なったギターやキーボードだ。ある楽器は他の楽器より静かで、ちょうどいい瞬間にキャッチーなラインで現れて、すぐ後消えてしまって、聞き手のバランスが崩れる。他の楽器は聞き手の耳を出ないで、永遠に続く。このギターとキーボードのことは、社会から離れて切られて、僕のヘードフォンの外やレコードの店の外の世界から離れ切られているけど、僕と離れ切られていない。このアルバムを聴いたら、この楽器は何よりも僕に近い。「Only Shallow」と「I Only Said」と一緒に走って、「When You Sleep」と「 Loomer」と一緒に泣いて、「Touched」と一緒に助かるように叫ぶ。
離れ切っている感じの二つ目の理由は、多分もっと明白だけど、ケビン・シーロドズの歌い方の離れている感じだ。彼の柔らかい声と重なったギターは一体となって、何の言葉を歌っているかが分かりにくくなる。有り難い事に、分かりにくい。このミステリーのおかげで、このアルバムは外の世界や平凡なことから距離がある。
このアルバムはいつも批評家の90年代ロックのリストの上の方にあるけど、批評家や音楽に詳しい人の他は、あまり知られていない。たしか、五年前ぐらい「スーパーセーヴァー」ディスカウントで10ドルでこのアルバムを買った。それにたいして、僕は嬉しいか、悲しいはずなの?

Loveless is noise attached to loneliness. My Bloody Valentine are the human beings that discovered that loneliness. The loneliness molds that noise into a form it likes, and becomes this album. If contemporary loneliness had a voice, Loveless would be that voice.
There is a certain detached element of this epic album that makes me feel like the coolest person in the world. I become a 90's college student giving this album to a friend I like as more than a friend. I become a foreigner walking the crowded streets of Shinjuku on a Friday night, taking in the surrounding atmosphere and listening to this album on my headphones. I become a record store clerk putting it on the stereo 20 years after it was released. Lastly, I've come to be a college student writing about music in his room and listening to this album.
Although there are probably others, from what I can tell, two things give this album its detached feeling. The first is the layered guitars and keyboards. Some are quieter than others, popping up with a catchy line when the time is right and going back down to leave you off balance. Others never leave your ears, continuing on and on into oblivion. What these guitars and keyboards are detached from is society, the world outside my headphones, outside my record store, but not detached from me. When I'm listening to this album, these instruments are closer to me than anything else possibly could be. We run on Only Shallow and I Only Said, we cry on When You Sleep and Loomer, and we scream for help on Touched.
The other, and probably more obvious, thing that gives this album a detached feeling is the singing of Kevin Shields. His soft voice blends in with the layers of guitars, making it difficult to understand any of the words he sings. I'm glad I don't. It's that mystery that gives this album such a distance from the outside world, from anything conventional.
This album is always on near the top of any list of best 90's rock albums, but remains relatively unknown outside critic circles and people that are very into music. I think I bought it as a "super-saver" for ten bucks 5 years ago or so. Should I be happy or sad about that?